ミドルエイジ中高年ソロ登山の道具と工夫

ソロ登山は危険が多くなり、それが中高年だとなおさらリスクが高まります。若いころの気持ちのままなのに自分もいつのまにか中高年の仲間入りをしていたことをつぎのような場面で実感します。

その1、あしがフラつく!

年を重ねると気持ちは前に進んでいるつもりでもつまづいたり、フラつくことが増えます。そのことを気づかず下り道で走って転んでしまい、ヒジをケガしたことがありました。その時もソロだったので「もし足を痛めて歩けなくなっていたら…」とゾッとしたのが転期になり、クネクネ体操(nhkなどで紹介された)やスクワットをするようになりました。今では少しずつ足がしっかりしてゆっくりでも山歩きを楽しむことができています。つまり、「鍛えなければ足は確実に老いている!」ということです。

その2、目が見えにくい!

見ているつもりでも看板や目印を見落としたり、細かい地図の文字が読めなくなります。これはほんとうに危険なことで、自分で気をつけようと自覚しているかどうかで結果が変わってきます。地図を読むときは前もって余裕のある状態でしっかり頭に入れておくようにします。山道ではじめて地図を開くなどとんでもないこと!強い日差しでまぶしかったり逆に薄暗くて見にくいなど目が見えにくいという前提で準備をするくらいがちょうどいいのが中高年ですね。

まだまだあるけどなんとかしたい、

ほかにもからだの機能のあちこちに問題が出ることを前提に、自分がチョイスした山の道具と工夫を紹介!

道具にはそれぞれはずせない理由がある!

テーピングテープと痛み止めジェル

テーピングテープはヒザの関節保護に役立ち、とくに下山時に関節まわりの筋肉を補強するはたらきをしてくれます。テーピングの仕方はのちほど紹介しますね。

ゲイターとストック

山歩きの足元を快適にするストックはふらつきをカバーしてくれます。今回は雪があるのでスノーバスケットをつけています。ゲイター(スパッツ)は足まわりをスッキリしつつ雪やジャリが入り込むのを防いでくれます。山道では自分の靴で足首を引っかけやすく、つまづいて危険なのでゲイターはおすすめです。ゲイターをすると保温性もアップ!

12本爪のアイゼン(クランポン)で雪対策

絶対はずしてはイケナイのがココヘリ、

ココヘリはもしものときでも上になる位置につける

ココヘリは非常時にかなり遠くからでも救助のヘリコプターに自分の位置を知らせることができる信号発信機です。山岳保険のジローに入るとココヘリの入会金が免除されるらしいので合わせて入会するのがおすすめです。自分は先にココヘリのほうから入ってしまって残念、取り付けの注意点はからだの下敷きになると信号がさえぎられるので、上のほうに取り付けます。一度充電すると2〜3ヶ月もつので忘れないようザックにつけっぱなしにしています。

ザックはカリマーの軽量シリーズです。体力を消耗しないよう全てのツールの重さをチェックして軽いものを選択するようにしています。マジックで文字を書いているのは、テント泊で荷物を置いてでかけて戻ると全てなくなったという盗難が増加しているため、ネットで転売できないようあえて汚しているのです、

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